犬上川・小鮎釣り2025

鮎釣りの季節がやってまいりました。手頃に手軽に楽しめる鮎釣りを楽しむ人で滋賀県内の河川では、釣りをする人で賑わっている。
2025年度の鮎釣りは、どうなの?と疑問に思っておられる方が当ページをご覧になってると思われます。当サイトでは、2025年度の鮎釣り情報をリライトし、更新いたします。
2025年度の梅雨いり、近畿地方は、6月9日頃。例年としてもこの時期が梅雨いりとなっていた。琵琶湖の鮎が例年、漁獲量が少なくなっていることが懸念された犬上川での鮎釣り。鮎釣りも毎年、降雨量の影響からか釣りの時期が遅くなっている。梅雨明けは、例年7月中旬であるが今年度は、6月末ごろであり酷暑が見られる。その影響もあり、水嵩が昨年度の同じく少なくコンディションが整わないと嘆く釣り人が散見される。突発的なゲリラ豪雨はあるが、水質に潤いを与える降雨量が少なく、来年度以降の鮎釣りにおいても影響を与えるのか心配である。気温も7月上旬に関わらず、35℃を超える猛暑日が観測されるなど、今後の環境に対しても目を向けたい。
2025年度の釣果情報
2025年6月21日(土)名神高速道路高架下 2匹
6月28日(土) 金屋橋と名神高速の間付近 7匹
7月5日(土) 61匹
7月20日(日)5匹
2025年7月20日には、水嵩が大きく低下、その影響もあり、釣果が乏しかった。また、気温も35℃を超える暑さとなり釣果が難しい状況となっていた。
地元、東近江市からお越しの釣り人Nさんインタビューによる釣果。釣り人が多かったのは、6月21日。駐車場も混雑し溢れかえっていた。翌週に訪問すると、釣り人の数も4分の1ほどに。釣れないのかと思うも、わずかではあるが2時間で釣り上げる。再び、翌週、人数もさらに減り、暑さが少し増したがこの日は、風で涼しく日陰では釣りがしやすい状況。2時間半ほどで60匹の釣果とポイントに入ったことが要因であるとのことだが、釣果が増えていると聞く。暑さ対策が重要になってくる。初夏の楽しみの鮎を求めて釣りに出掛けてみてはいかがでしょうかとのこと。
下流は滋賀県彦根市。中流は、甲良町。上流は、多賀町を通る「犬上川」
滋賀県下最大規模の鮎釣りスポットとして有名ではないでしょうか。新鮮な鮎を求めて、滋賀県外の方以外も多く訪れる一級河川。琵琶湖から金屋橋までの区間に鮎を求めて暑さの中、熱中している方が多い。初夏の鮎は、味も人気で高級料亭でも料理として並ぶなど人気である。真夏の鮎は、生臭くベトベトと苔が滑るので、梅雨から、7月中旬が食べ頃だろうか。
「犬上川」とは
犬上川の上流は、愛知川との分水界をなす日本コバ、角井峠の山地から北流する犬上川南流(南谷川)と、三国岳の鞍掛峠に端を発する犬上川北流(北谷川)が、甲良町相川地内で合流し、彦根市の南西約3種の地点で琵琶湖に注ぐ中型河川である。一級河川として、滋賀の湖東地区における重要な河川となっている。
犬上川には、ポイントとなる橋が存在する。開出今橋、南青柳橋、宇尾大橋、犬上橋、春日大橋、千鳥橋、無賃橋、犬上大橋、福寿橋、名神高速道路高架下、金屋橋。下流から上流にかけて数多くの鮎釣りスポットが存在する。
鮎釣りができない期間があるって?
アユの産卵保護のため、アユを採捕できない期間がある。犬上川では、産卵保護の為、年中釣りをしてはならない。
2025年度の釣果はどんな感じ?
2023年度、「奥の洲」といった琵琶湖に突然浮かび上がった島が現れたように、琵琶湖での水不足が深刻化していた。その影響は、定かではないが、当然、水不足の影響に落いる事は、水資源の滑落に繋がり魚の成長にも影響が考えられた。また、猛暑による魚の生育も原因に繋がるだろう。2024年度も比較的、水の量が少なく大量に釣れることはなかった。2025年度は、6月21日(土)の釣果を見ていると、50匹ほど釣り上げる人がいるが、5年ほど前の大量に釣れた時期より少ない印象である。
2025年度も、比較的、降水量が乏しく、まだ犬上川にとって最盛期とはいえない。早い時期だとゴールデンウィークに鮎釣りを行うことができたが、今年度は、犬上川での鮎釣りをしている人の姿は全然散見されず6月中旬ごろから釣りびとが増え出した。
滋賀県内では、「におの浜」や「塩津大川」においても数量は、例年に比べて少ないが鮎釣りを楽しむ人で賑わっている光景を感じれる。例年に比べて、鮎の量が少なく、スーパーマケットにおいても鮎の価格が昨年度に比べて少ない印象である。
ゴミのポイ捨て、釣り場の占領など、マナーを守って釣りを行い、川を大切にし、素晴らしい釣りスポットとして今後も残し継承していきたい。