滋賀学園vs花巻東|2024夏の甲子園・2回戦
第106回全国高等学校野球選手権大会・2024年8月13日(火)岩手県代表・花巻東高校vs滋賀県代表・滋賀学園高校の試合となった。
第四試合、滋賀学園の先発は、脇本、花巻東・小松の投げ合いとなった。
初回、花巻東の先発・小松が150km/hを計測するなど、滋賀学園打線を封じこめる。
一回裏、簗田がセンターへのヒットで出塁する。2番、千葉の打席で盗塁を試みようとするも牽制に誘い出され封殺アウト。その後、千葉、古城がヒットを放ち、ランナー1塁2塁のチャンスを作るも、一打先制の場面で藤原が空振り三振。
2回表、滋賀学園は、仲田のヒットを皮切りに、後続の東坂バントが内野安打を誘い1塁3塁。7番・作田の先制タイムリーにより1-0と先制する。その後、多胡、國仲の二者連続タイムリーにより3-0と試合を優位に進めた。
その後、両者ランナーを塁に進めるも両者、滋賀学園・悪送球や花巻東・スクイズ失敗などエラーを取り返すなど。試合の展開が花巻東に傾きかけると思われるも試合のペースを渡さない。
滋賀学園は、ランナーを出すも追加点を中々、奪うことが出来ず残塁が目立った。五回表、滋賀学園は、岡田、仲田の連続ヒットでチャンスを作り、作田、脇本の二者連続タイムリーで5-0とリードを広げる。
先発の脇本、捕手の杉本がリズムの良いピッチングで尻上がりに調子をあげ、守備面でもダブルプレーを奪うなどバックが試合を支えた。
滋賀学園は、6,7,8回にランナーを出すもらんー残塁となり、追加点をもう少し奪える展開に持ち込みたい場面であった。
試合は、滋賀学園の脇本が9回123球、完封勝利と見事なピッチングを展開した。一方、花巻東は、小松、葛西、田崎を使いこむも終始、滋賀学園のペースでゲームセットとなり、5-0で滋賀学園が3回戦に駒を進めた。
この試合、多胡、作田の猛打賞となり1回戦でヒットが出なかった選手が複数ヒットを放ち、次戦の霞ヶ浦高校戦に期待がかかる。
滋賀学030020000 |5 H14 E1
花巻東000000000 |0 H6 E1
先攻:滋賀学園スタメン
1番:多胡 大将(二)大阪福島リトルシニア
2番:国仲 優星(右)浦添ボーイズ
3番:岩井 天史(遊)豊田リトルシニア
4番:岡田 幸大(一)白山リトルシニア
5番:仲田 隆玖(左)北谷ボーイズ
6番:東坂 愛琉(三) 北河内大東ボーイズ
7番:作田 健太(中) 奈良葛城ボーイズ
8番:脇本 耀士(投)東住吉リトルシニア
9番:杉本 晴基(捕)柏原市立柏原中学校
後攻:花巻東スタメン
1番: 簗田蒼汰
2番: 千葉爽 聖
3番: 新田光志朗
4番: 古城 大翔
5番: 藤原 凛人
6番: 高橋蓮太郎
7番: 森下 祐帆
8番: 小松 龍一
9番: 村上太一