落合晃[滋賀学園高校]800m自己記録を度々更新|中学・経歴・記録
滋賀学園高校の陸上競技部に所属する落合晃(おちあい こう) 2006年8月17日生まれ。滋賀県高島市出身。高島市立今津北中学校→今津中学校→滋賀学園高等学校。身長165cm体重57kg(2023年時点)
2024年7月28日~8月1日に福岡で開催されるインターハイ。令和6年度全国高等学校総合体育大会 (福岡県・東平尾公園博多の森陸上競技場)
男子800m決勝では滋賀学園高3年の落合晃が1分44秒80のタイムで大会連覇を達成した従来の日本記録を0秒95更新する衝撃のパフォーマンスでした。日本選手権で飛躍した落合。パリオリンピックには、出場できなかったが、パリオリンピックと同時期に開催される高校生スポーツの祭典インターハイで優勝を果たした。
レースは、最初の400mは先頭が52秒通過。2番手の落合は、ラストの直線で山梨学院高2年のフェリックス ムティアニ選手との競り合いを制した。
タイムは川元奨選手(2014年)、源裕貴選手(2021年)が持っていた1分45秒75
落合は、1分44秒80の日本記録を大幅更新した。滋賀から17歳のスーパー高校生がインターハイを制した。
高島市立今津中学校(滋賀県)から地元の陸上競技部強豪校である滋賀学園高校に進学した落合。滋賀県の陸上競技において好成績を収めた選手は、桐生祥秀[彦根市立南中学校→洛南高校(京都府)→東洋大学→日本生命]。2023年度インターハイにおいて女子800mにおいて西田有里[草津東高校]が2位になるなど、2024年度の陸上界においても滋賀県勢のインターハイでの期待が大きくかかる。そして、今夏の滋賀県スポーツ界においても注目を集める可能性が大きく高い。今年度、2024年度プロ野球ドラフト候補、岩井天史[豊田リトルシニア・愛知県]など注目度の高さが伺える。落合は、クラウドファンディングを行い、支援を募っている。
落合は、中学生時代は、全中の経験はなかったが滋賀学園高校に進学し陸上競技部に所属し鍛錬を積み上げ、高校1年生時のインターハイ近畿大会では800mで1分50秒19の高1最高記録をマーク、高1全国高校駅伝においても1年生ながら2区として活躍。
高校2年生の昨シーズンは、インターハイで800m全国優勝。[1分47秒92夏のインターハイ大会新 記録]
1500mは6位。国体少年共通800mでは2位の成績を収めた。
主な自己ベストは800m U20日本記録1分46秒54、1500m3分47秒56(2023年・高校2年生)、5000m14分42秒72(2023年・高校2年生時)自己ベストを軒並み更新し続ける落合。
2024年度、高校3年生においては、インターハイ連覇だけでなく、世界を見据えた戦いを目指す。
2024年6月29日(土)パリ五輪代表選考会を兼ねた第108回日本選手権の3日目に行われた男子800m予選[新潟・デンカビッグスワンスタジアム]高校記録を持つ落合晃(滋賀学園高3)が1分45秒82をマークした。
この記録は自身の高校記録・U20日本記録の1分46秒54を大きく上回る成績。日本歴代3位[日本記録は1分45秒75、川元奨が2014年に、源裕貴が21年にマーク]パリ五輪参加標準記録(1分44秒70)にあと1秒と迫った。
日本記録更新が期待される決勝は2024年6月30日(日)17時5分からスタート。
決勝は、落合晃、四方悠瑚、前田陽向、早川龍斗、川元奨、岡村颯太、佐藤主理、石井優吉。
2024年6月29日(土)予選の結果
落合晃1:45.82
四方悠瑚1:46.82
前田陽向1:47.09
早川龍斗1:47.89
佐藤主理1:49.29
川元奨1:49.53
石井優吉1:49.69
岡村颯太1:49.74
湖国のスターがパリオリンピック2024で輝く日が来るのか。湖国のファンが注目を集めサポートする。滋賀学園高校3年生には、2024年プロ野球ドラフト候補、岩井天史[豊田リトルシニア・愛知県]も注目を集める。今夏どのような結果を残し注目を集めるのか大いに期待がかかる。
パリオリンピック選考がかかった、日本選手権6月30日(日)雨が降りしきるデンカビッグスタジアム新潟で1分46秒56で初優勝を飾った落合。優勝したものの悔しさを滲ませた落合。その向上心は、今後の活躍に大いにつながる。2028年オリンピックに出場する事を願うばかりである。