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選抜高校野球|近江タイブレークまで粘るも熊本国府相手にサヨナラ負けを喫する

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滋賀県代表の近江高校は、第96回選抜高等学校野球大会に出場(2年ぶり7度目の出場)

2024年3月18日(月)、大会1日第3試合、1回戦、熊本県代表(初出場)熊本国府高校と対戦。

熊本国府高校は、秋季九州大会において、九州大会を制していた。熊本県の名だたる強豪高校を破り、選抜甲子園に出場。

近江高校スタメン

1森島海良(竜王町立竜王中・滋賀県)レフト

2岡本一梓(東郷町立春木中・愛知県)セカンド

3嶋村隆吾(大阪市立此花中・大阪府)センター

4大石尚汰(和泉市立南池田中・大阪府)サード

5森島佑斗(竜王町立竜王中・滋賀県)ファースト

6山本大吾(和歌山市立明和中学校・和歌山県)ライト

7高橋 直希(守山市立守山南中・滋賀県)キャッチャー

8西山 恒誠(守山市立守山南中・滋賀県)ピッチャー

9山中悠斗(大津市立皇子山中・滋賀県)ショート

熊本国府高校スタメン

1梅田 悠汰サード

2野田希セカンド

3内田海センター

4中嶋真人ファースト

5岡本悠生ライト

6山下勝耀レフト

7山田颯太ショート

8寺尾真洸キャッチャー

9坂井理人ピッチャー

近江の先発は、西山恒誠(草津リトルシニア・滋賀県)大先輩、山田陽翔(現:埼玉西武ライオンズ)を彷彿させるピッチングフォーム。本人も大先輩を意識する程。2年生の夏頃から着実に結果が出始め成長の伸び代を大きく感じる剛腕投手。秋季近畿大会、初戦、興国高校(大阪府)を相手に3被安打、完封勝利を収める。特筆すべき点は、球数76球で9回を投げ切るマダックスを達成。

2024年3月18日(月)1回戦 第3試合vs熊本国府高校 試合レポート

初回ワンアウトランナー1,3塁のチャンスで4番大石キャッチャーフライ。5番森島佑斗の打席でホームスチールを狙うもホームタッチアウトでチェンジ。先制のチャンスを逃す。

近江の先発、西山は、初回の立ち上がりからファーボールなどで制球が定まらず、四球からピンチを作るが、再三のピンチを切れ味鋭いスライダーでしのぎ切る。

3回表、近江は、森島海良の本日2本目のヒットを皮切りに、続く岡本のタイムリーで先制点。

3回裏、熊本国府は、立ち上がりから制球が安定しない西山から四球を奪い後続の中嶋が同点タイムリーを放ち試合を振り出しに戻す。近江の西山は序盤から制球が安定しないも、要所で奪三振の山を築く。しかし、近江ベンチの多賀章仁監督から「三振はいらんぞ!内野ゴロを打たせと」ゲキが飛ぶ。

中後盤は、試合が硬直し両投手安定したピッチングが続く。近江高校は、1塁にランナーを置くと徹底して送りバントでランナーを進める。しかし、試合を決める一打が出ない。

9回裏、サヨナラ負けの大ピンチをエース西山と守備のファインプレーにより今大会二度目の延長タイブレークに持ち込む。

10回表、近江は、送りバント失敗、痛恨のダブルプレーによりタイブレークの先攻で試合を優位に進める事ができず。10回裏の熊本国府は、ワンアウト満塁、西山の暴投により勝負決着。

2-1で熊本国府高校が勝利を収め二回戦進出。

手堅くランナーを得点圏に進めるも、あと一本がでず近江高校は、初戦敗退を喫した。

近江   001|000| 000 |  0   計1  H8

熊本国府001|000|000| 1 計 2  H7

[延長10回タイブレーク方式 ノーアウト ランナー一塁二塁

西山恒誠 9.1回169球7被安打4四球2失点 14奪三振

勝利を収めた熊本国府高校は、次戦、熊本国府高校は、2024年3月23(土)大会第6日目第3試合、豊川(愛知県)vs阿南光(徳島県)の勝者と対戦する。[雨天順延等により試合日変更の可能性あり。]

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主に、2025年滋賀国スポ・障スポ(国体)に向けたスポーツ配信と滋賀県の開店・閉店情報をお届け。また、滋賀の観光・グルメ・生活情報、イベント発信を通して「近江の国」を全国に発信することがコンセプトのローカルメディア。 『みんぽう』とは、民報・三方(さんぽう)という意味が込められている。古来から伝わる近江商人の理念「三方よし」を具現化し「近江の国」を全国に発信する事で滋賀県を盛り上げ地域社会に貢献する取り組みを行う。
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