滋賀スポーツ

滋賀学園vs綾羽|夏季高等学校野球選手権2024滋賀大会・決勝

ohmi.

2024年7月27日(土)夏季高等学校野球選手権 滋賀大会 決勝マイネットスタジアム皇子山 滋賀学園高校と綾羽高校が対戦した。2009年以来、15年ぶり甲子園を狙う滋賀学園と初の甲子園出場を狙う綾羽高校との対戦であった。

初回、滋賀学園の先発、脇本は、制球に苦しみ、1番バッター小川に対してスリーボールとなった所で、ブルペンでは、2年生右腕の土田が待機する。立ち上がり不安視されたが、1番・小川を空振り三振に打ち取る。2番、北邑を四球を許すも後続の楠橋、横井川を見逃し三振に打ち取る。

初回、滋賀学園は、多胡のライト前ヒット、2番・國仲が送りバントを試み、國仲の脚の速さが綾羽の先発・小森の転倒でエラーとして出塁。3番・岩井は、外角低めに見逃し三振を奪う。4番・岡田が内野安打、5番・仲田のショートゴロがイレギュラーするも小川が好守備でダブルプレーを狙うも送球が外れ、1塁ランナーをアウトにできず、2者が生還し2-0と先制する。3回裏、ワンアウト満塁になった所で先発の小森が降板。2番手・小西が作田に押し出しデッドボールで3-0。変則左腕の小西は、後続を二者ライトファールフライに打ち取る。4回表、滋賀学園の先発、脇本は、3つのフライアウトに打ち取るな140km/h台のストレートで球威をみせる。滋賀学園打線は、チャンスを作るも得点を奪えず、綾羽打線は、脇本の前にノーヒットに抑えられる前半が終了。試合は、5回が終了後、外野席が開放されるなど注目度の高い一戦となった決勝戦である。内野席は、試合開始前から満員で立ち見も散見された。

6回表、綾羽は、9番・北川がチーム初安打を放つ。2番・北邑のデッドボールでワンアウト1塁2塁のチャンスを作り、ツーアウト後4番・横井川がサードへ強烈な打球を放つも三塁手・東坂が抑える。6回裏、綾羽は、エース武村が登板。先頭の杉本に安打を浴び、後続を打ち取るもツーアウトから内野安打、ワイルドピッチ、4番・岡田のサードゴロが1塁送球エラーが絡み、2点を奪われ、5-0とリードを広げられた。滋賀学園の脇本は、終盤も140km/h台のストレートを軸に綾羽打線を翻弄。綾羽は、滋賀大会の勝ち上がりをシード八幡商業、近江を破る熱戦を繰り広げた勝因は、守備であったが、今日は、守備でリズムを作る事が出来なかった。脇本は、9回を投げ127球2被安打無失点完封勝利を収め、2回目の夏の甲子園に出場を果たした。2009年以来、15年ぶりの甲子園である。春季大会、初優勝を力水に夏の頂点に駆け上がった滋賀学園。全国大会の躍進に期待がかかる。

滋賀学園 脇本-杉本

綾羽 小森、小西、武村-北川

綾羽   000000000|0 H2E2

滋賀学園    201002000|5  H9E0

先攻:綾羽スタメン

1番:小川 流那(遊)長浜ベースボールクラブ

2番:北邑 流星(三)東近江リトルシニア

3番:楠橋 琉生(二) JBoy’s

4番:横井川 友輝(一)高島リトルシニア

5番:小代 遼太郎(左)滋賀栗東ボーイズ

6番:酒井 飛輝(右)長浜ベースボールクラブ

7番:北川 大夢(捕) JBoy’s

8番:小森結斗(投)滋賀野洲ボーイズ

9番: 北川 陽聖(中) JBoy’s

先攻:滋賀学園スタメン

1番:多胡 大将(二)大阪福島リトルシニア

2番:国仲 優星(右)浦添ボーイズ

3番:岩井 天史(遊)豊田リトルシニア

4番:岡田 幸大(一)白山リトルシニア

5番:仲田 隆玖(左)北谷ボーイズ

6番:東坂 愛琉(三) 北河内大東ボーイズ

7番:作田 健太(中) 奈良葛城ボーイズ

8番:脇本 耀士(投)東住吉リトルシニア

9番:杉本 晴基(捕)柏原市立柏原中学校

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主に、2025年滋賀国スポ・障スポ(国体)に向けたスポーツ配信と滋賀県の開店・閉店情報をお届け。また、滋賀の観光・グルメ・生活情報、イベント発信を通して「近江の国」を全国に発信することがコンセプトのローカルメディア。 『みんぽう』とは、民報・三方(さんぽう)という意味が込められている。古来から伝わる近江商人の理念「三方よし」を具現化し「近江の国」を全国に発信する事で滋賀県を盛り上げ地域社会に貢献する取り組みを行う。
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